中心性漿液性網脈絡膜症(csc)


中心性漿液性脈絡網膜症は、ものを見るために大切な網膜の黄斑という場所に水ぶくれが起こることで視力の低下を起こしたり、

物が歪んで見える病気です。

この病気は、働き盛りの世代に起こりやすく、男性は女性の3倍の発病率となっています。

・視力低下:極端に低下はせず多くは0.5程度までの低下となります。

・中心暗点:視野の真ん中あたりが暗くなります。

・変視症・小視症:物が歪んで見え、実際より小さく見えます。

・色覚異常:実際の色と異なって見えます。

・自然に治癒して後遺症も残らないことが多いのですが、経過が長引き、再発を繰り返する場合もあるため、視力低下や歪みの程度が強い、

発症から半年以上経って治癒が遅れている場合などは、針灸治療をお勧めします。

日常生活の注意点

 


働き盛りの特に3040歳に起きやすく男性は女性の3倍と高い発症頻度となっています。過労や睡眠不足、ストレスが溜まった時に発症

しやすい傾向があります。

仕事が忙しい方は心身のリフレッシュを行えるように、徹夜などをされないよう気を配ってください。

喫煙の習慣があるかたは見直すようにされるとよいと思います。

多量の飲酒や水分の摂取も避けるようにしてください。

長時間のパソコン作業を行う方や野外での作業の多い方は、網膜を保護するために遮光レンズのご使用をお勧めしています。

針灸治療について


自然に消失することも多い病気ですが、経過が長引き再発を繰り返すこともあることから、針灸治療で循環改善を行い症状の改善を図って行きます。

視力低下し、視力が0.5までであれば、針灸治療により改善しやすい傾向があります。

視力が先に回復し、遅れて徐々に歪みも改善していきます。

Mチャート、アムスラチャートを使用して歪みの程度を測定していきます。眼科の検査結果をお持ちの方はご持参ください。

治療部位

全身の状態をみながら、首、肩、背中、手足、眼の周囲に針をしていきます。


治療回数

歪みや視力低下が強い場合:週2回から開始

歪みや視力低下が中程度以下の場合:週1回から開始

状態を診ながら治療間隔をあけていき、歪み等が消失し再発が認められなければ治療終了となります。

中心性漿液性網脈絡膜症と加齢黄斑変性

中心性漿液性網脈絡膜症の病歴のある方は加齢黄斑変性を発症しやすい傾向があります。

加齢黄斑変性へと移行させないためにも、適切な鍼灸治療と日常生活の改善を行うことをお勧めしています。


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